「柴又公園」は、江戸川河川敷と一体となった総合公園で、
東京都のスーパー堤防整備事業と共同で整備が進められ誕生しました!
総面積5.1ヘクタールという広大な敷地の中には、
日本庭園のある「山本亭」や「寅さん記念館」、「矢切の渡し」などを含み、
江戸川河川敷の広場はレクリエーション・スポーツの場として多くの人々に利用されています
都内に唯一残っている「矢切の渡し」は、江戸時代から農民たちの足として使われていました。
船着場は、昔ながらの渡しの風景で江戸時代と変わらないような
木造の乗降はしごが架けられ、運賃は片道100円と低料金です
舟は20人ぐらいが乗れる木造の小型舟で、船頭が棹一本を巧みに操りながら
ゆっくりと漕いでいきます。現代の東京では信じられないような風景ですが、
珍しい乗り物だけに、対岸の松戸市に用がなくても乗船する価値はあります!
この公園の地下を利用して作られた、「寅さん記念館」は、
公園頂上の「あずまや」とエレベーターで結ばれており、その「あずまや」からは、
「山本亭」や「柴又帝釈天」のほか江戸川の流れを一望することができるなど、
葛飾区の観光名所のひとつとして多くの人で賑わっています
所在地:東京都葛飾区柴又7
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編集者:荻野裕太